やっさんの、小さな毎日

ささやかな日々のくらし

宮尾登美子著 櫂~仁淀川まで

みなさんこんにちは、やっさんです🎵

宮尾登美子さん、相変わらずハマっています。

自伝的小説が4冊。

出自から学生まで『櫂』
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学生から教員まで『春燈』
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満州での新婚生活、日本に帰国まで『朱夏
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帰国後の暮らし『仁淀川
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もう、登美子さんには心を掴まれっぱなし。

語彙力のない私には感想なんてものは語れないぐらい、底力のある文章に圧倒されっぱなし。

体験は想像できひんぐらい壮絶なものやけど、それでも心の機微の描き方で、違う時代に生きる私たちにもぐっと身近に、生きるということを生々しく教えてくれているような。

いわゆる、「えー人」ってのは出てこないですよね、登美子さんの作品。個人的な感想ですが。

主人公(他作品のも)も、内なるモノを燃やしながら、良いところ悪いところが淡々と描かれてて。
健気って感じでもなく、一途ってほど純粋な感じでもなく、私は何かに「執着して」燃えてるようなイメージをいつも主人公に持っています。

なんというか、女の業、ってものを女性目線でありありと教えてもらった気が。

だからこそ、自分も同じ人間や、私はまた私で魂燃やして頑張ろか、となるわけで。

それにしても、めちゃくちゃ働き者の女性が出てくるわ~。

そういった意味でも刺激されます💥

もっとやったるでーーー!ってエネルギーに変わるから。

登美子さん、前に向かって生きるエネルギーをありがとうございます‼️

まだまだ読ませて頂きます。

登美子さんは着物の本も出してはるんかな?

近々ぜひ拝読させて頂きたい‼️