アフロヘア、電気をほとんど使わない、目指すは江戸時代の暮らし。
そんな稲垣えみこさんの暮らしぶりやその様子を綴った文章に、たくさんの元気とやる気をもらっています。
気持ちが良いのは、モノはとんでもなく寿命があり、
雑巾も破れようがまだ使える、という若輩のわたくしは未だ達したことのない境地。
もう、ほほう!と目からウロコなエピソードがわんさかあり、そこまでいかずとも自分が始められることはないかとテンションが上がります。
さて、なんともささやかな一歩ですが···
私、ずーっと気になっていたんです。
お出汁をとったあとの昆布と鰹節。
今まで捨てていました。
でも、稲垣さんの「食べられる!という喜び」とか「ごみがめちゃくちゃ少ない」とか、そういうのに刺激されまして。
やっと「面倒やからゴミ箱行き。おまけは罪悪感」というのを振り払って、ネットでレシピを検索。
作ってみました。
お出汁をとった後の、昆布と鰹節のふりかけです。
うまー!
これ、明日のおにぎりの具に決定。
そしてこの、美味しい以上に、自分が今まで目をつぶって捨てていたものを無駄にしなかったという、なんというかやりました!感。
足りない足りないと、常に何かストックを買っていましたが、
見渡せば、なんかすでにもういろいろもっているのでは。
十分にあるのでは。
足るを知る、という境地には程遠いですが、
今までより無駄を少し減らせるように。
そこに、無限の楽しみが広がっている気がしています。